検索した結果を他の人に渡したい、報告書に貼りたい、後で見直したい…。
そんなときに便利なのがCSVやHTMLへのエクスポート機能です!
今回追加する機能
機能 | 内容 |
---|---|
CSV形式で出力 | ファイルパスなどをCSVとして保存 |
HTML形式で出力 | Webブラウザで閲覧可能な一覧ページを生成 |
保存先を選択 | ファイル保存ダイアログで出力場所を指定 |
検索結果のCSV出力コード
$saveFileDialog = New-Object System.Windows.Forms.SaveFileDialog
$saveFileDialog.Filter = "CSVファイル (*.csv)|*.csv"
$saveFileDialog.Title = "検索結果をCSVで保存"
if ($saveFileDialog.ShowDialog() -eq "OK") {
$SearchResults | ForEach-Object {
'"{0}"' -f $_
} | Out-File -FilePath $saveFileDialog.FileName -Encoding UTF8
}
検索結果のHTML出力コード
$htmlPath = "検索結果.html"
$html = @"
<html>
<head><meta charset='UTF-8'><title>検索結果</title></head>
<body>
<h2>検索結果一覧</h2>
<ul>
"@
foreach ($file in $SearchResults) {
$html += "<li>" + [System.Web.HttpUtility]::HtmlEncode($file) + "</li>`n"
}
$html += "</ul></body></html>"
$html | Set-Content -Path $htmlPath -Encoding UTF8
UI構成案
- 「CSVで保存」ボタン:検索結果をCSVで保存
- 「HTMLで保存」ボタン:一覧ページとして保存
- 出力後に「保存しました」のメッセージ表示
エクスポート機能のメリット
- 検索結果をそのままメールや資料に貼れる
- チームメンバーとファイル共有が簡単に
- ログとして残しておくこともできる
まとめ
エクスポート機能があることで、PowerShell検索アプリは社内・チーム利用にも強いツールになります!
「探して終わり」ではなく、探した情報を活用する流れをつくれます。
次回予告
次回は、検索対象に「PDFやWord文書の中身」を含める機能を追加して、全文検索アプリとして進化させていきます!
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