検索でファイル一覧が出ても、「中身を確認しないと判断できない…」ということ、ありますよね?
そんなときに便利なのがファイルのプレビュー表示機能です!
今回追加する機能
機能 | 内容 |
---|---|
テキストファイルの中身表示 | クリックしたファイルの最初の数行をテキストボックスに表示 |
画像ファイルの表示 | 画像をGUI上に読み込んで縮小表示 |
テキストファイルのプレビュー表示コード
# ListBoxでファイル選択時にイベント発生
$ListBox_Results.Add_SelectedIndexChanged({
$selectedFile = $ListBox_Results.SelectedItem
if (Test-Path $selectedFile -and ($selectedFile -like "*.txt" -or $selectedFile -like "*.log")) {
$preview = Get-Content $selectedFile -TotalCount 10 -ErrorAction SilentlyContinue
$TextBox_Preview.Text = ($preview -join "`r`n")
} else {
$TextBox_Preview.Text = "[プレビュー非対応のファイル形式]"
}
})
画像ファイルのプレビュー表示コード
if ($selectedFile -match "\.(jpg|jpeg|png|bmp)$") {
$img = [System.Drawing.Image]::FromFile($selectedFile)
$PictureBox_Preview.Image = $img
}
※画像表示には PictureBox
コントロールをフォームに設置する必要があります。
UIイメージ構成
- 左側:検索結果のファイル一覧(ListBox)
- 右側:ファイルの内容を表示する TextBox または PictureBox
- 下部:切り替えボタン(テキスト/画像)
プレビュー機能のメリット
- ファイルをいちいち開かなくても中身がわかる
- 判別・分類が素早くできる
- 誤って別ファイルを開く手間を削減
まとめ
プレビュー表示を加えることで、PowerShell検索アプリはより実用的でスマートなファイル検索ツールになります。
特に大量のファイルを扱うときに、作業効率が大幅アップするので、ぜひ追加してみてください!
次回予告
次回は、**「ファイルを自動で分類・移動する機能」**を追加して、検索結果を条件別に整理整頓できるようにしていきます!
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