「毎回、同じ条件を手入力するのが面倒…」という方にピッタリな機能が、検索条件テンプレートの保存と読み込みです。
テンプレート化することで、作業スピードUP&ミス防止に役立ちます!
今回追加する機能
機能 | 内容 |
---|---|
検索条件の保存 | 入力された検索条件(キーワード、拡張子、対象フォルダなど)をJSON形式で保存 |
テンプレートの呼び出し | 保存済みのテンプレートを読み込んで、フォームに反映 |
条件テンプレートの保存方法
1. 検索条件をオブジェクト化して保存
$template = [PSCustomObject]@{
Keyword = $TextBox_Keyword.Text
Extension = $TextBox_Ext.Text
FolderPaths = $FolderList
Subfolders = $CheckBox_Subfolder.Checked
}
$template | ConvertTo-Json | Set-Content -Path "template1.json" -Encoding UTF8
テンプレートの読み込み方法
if (Test-Path "template1.json") {
$loaded = Get-Content "template1.json" | ConvertFrom-Json
$TextBox_Keyword.Text = $loaded.Keyword
$TextBox_Ext.Text = $loaded.Extension
$FolderList = $loaded.FolderPaths
$CheckBox_Subfolder.Checked = $loaded.Subfolders
# GUI側にも反映(例: ListBoxなどにフォルダ一覧を表示)
$ListBox_Folders.Items.Clear()
$FolderList | ForEach-Object { $ListBox_Folders.Items.Add($_) }
}
テンプレートを複数使いたい場合
テンプレート名を自由に決めて保存・選択できるようにすれば、より便利です。
$templateName = "請求書検索"
$template | ConvertTo-Json | Set-Content -Path "$templateName.json"
テンプレート一覧をListBoxやComboBoxに表示して、選択式にすると直感的に使えます!
UIの構成案
- 「テンプレート名」入力欄
- 「保存」ボタン
- 「読み込み」ボタン
- 「テンプレート一覧」ListBox
まとめ
テンプレート機能を取り入れることで、PowerShell検索アプリは**「再利用しやすい実務ツール」**へと進化します。
毎日の業務で使う定番条件をすぐ呼び出せるのは、大きな時短効果になります!
次回予告
次回は、**「ファイルのプレビュー表示(テキスト・画像)」**機能を追加して、検索結果を開かずに中身を確認できるようにしていきます!
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